先日、名古屋で開催されている「チームラボ★学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」に行ってきました。
小5男子と小2女子を連れ、家族4人で体験してきたのでご紹介します。
学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち
以下、パンフレットより。
チームラボの作品《花と共に生きる動物たちⅡ》のほか、「共創」をコンセプトにした教育的なプロジェクトであり、他社と共に世界を自由に創造することを楽しむ「学ぶ!未来の遊園地」から、《世界とつながったお絵かき水族館》、《光のボールでオーケストラ》などを展示します。
「学ぶ!未来の遊園地」は、日本以外にも、これまでにシドニー、バンコク、上海、トリノ、ブタペスト、ジャカルタ、ヨハネスブルク他、世界各地で開催されているそうです。すでに世界中で1500万人以上が体験しているとか。
展覧会詳細
場所:金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)
期間:2023.9.22(日) – 12.23(日)
入場券 – 平日限定入場券
当日券 大人1,800円 中高大生1,300円 子ども(3才~小学生)800円
(割引前売り券もありましたが、9/21で販売期間終了しています)
– 土日祝入場券
日時指定券、当日券ともに
大人2,000円 中高大生1,500円 子ども(3才~小学生)1,000円
チケットは当日会場でも買えますが、会場に着く前にネットで買っておくのがおすすめです。
意外と混んでる!? 要注意の平日
我が家は月曜日に行きましたが、10時オープンの10時15分頃に到着して、入場待ちが長蛇の列。
かなり混んでいて、入場できたのは11時頃です。
こんなに混んでいた原因は、今の時期特有のイベント「運動会」でした。
週末に小学校や幼稚園の運動会があって、月曜日が代休というところは多いはず。我が家も例にもれず、運動会の代休日でこの日を選んだのでした。
「他の子達は学校だし、大人は仕事だし、空いてるよね~」
と意気揚々と出かけたのですが、運動会があったのはうちの学区の学校だけではない。今はそういうシーズンなのです。(そしてみんな、同じこと考えて来ていたんだろうな…笑)
受付の方も、「今日は異常です」というくらいの混雑ぶりだったようです。
いつでも行ける方は、運動会シーズンの月曜日は外した方がいいかも!?
体験レビュー
入場すると、最初に5階までエスカレーターで上がります。
そこから順路通りに進んで最初の3階へ戻ってくるのですが、1階ごとの展示で、一度下の階に降りたらもう上の階へは戻れません。再入場もなしのようでした。
花と共に生きる動物たちⅡ
まず最初に見るのが、チームラボの作品「花と共に生きる動物たちⅡ」です。
光のお花でつくられた動物たちが壁を動いていき、現れては消え、また別の動物が現れ、何とも幻想的。
「壁を触ったりして楽しんでくださいね」と最初に言われましたが、壁を触っても特になにも起こりませんでした。(触ると光が反応するのかな、と思った子ども達は少しだけ期待はずれな様子でした。)
私はこんな写真しか撮れませんでしたが、上手な人ならインスタ映えする写真が撮れそうです★
お絵かきフライト・天才ケンケンパ・こびとが住まうテーブル
光のお花でできた動物たちと遊んだら、次の部屋は光と遊べるお部屋でした。
まず「お絵描きフライト」
飛行機の塗り絵が何種類か用意されているので、クレヨンで自由に色を塗ります。
それを専用の機械でスキャンしてもらうと、用意されたスマホで操縦できるようになり、スキャンしてもらった絵は立体的な絵として映し出され、なんと足元の床から離陸、そして壁に広がる世界へ飛び立ちます。
平面の絵に色を付けたのに、立体的に映し出されるのはすごいと思いました。
立体的になると自分が色を塗ったものより格好良く見えちゃって、下の子は最初、自分の飛行機が分からず。私も分からず…。やりなおしてもらったら、後から見つけて娘の飛行機は2機飛んでいました。笑
混みすぎてて、飛行機も入り乱れてました。
離陸してから、おそらく5分くらい、操縦できます。
操縦は少し難しかったみたいですが、小5の息子はすぐにコツを掴んで上手くやっていました。小2の娘も、父に手伝ってもらいながら、最後は自分でコントロールできるようになっていました。
「天才ケンケンパ」と「こびとが住まうテーブル」は、お絵かきフライトのスキャン待ちの間に遊びました。
(飛行機のスキャンもすごい列になっていたので、父に並んでもらって、その間に。)
「天才ケンケンパ」は、光でできた池の石をケンケンパで飛んでいきます。
ケンケンパで足を着くと光が水しぶきのように現れるのが綺麗なんですが、うちの小学生たちは速さを競ってしまうせいで、足元で何が起こっているかわからずやっていたと思います。笑
これも混雑のため並んでいて、1回しかできなかったけど、何度もやったり、ゆっくり楽しんだりできたら、もっと楽しかっただろうなぁ。
「こびとが住まうテーブル」は、まさに手やモノに光が反応して動いてくれる遊びでした。
テーブルもその周りの壁も遊べたのですが、風船型の磁石を置くと本当にそこに光の風船が現れたり、手や磁石を置いて牛を閉じ込めてみたり。
手や磁石を置くだけなので小さい子だも楽しめるし、大きい子も色々考えながら遊べる場所でした。
光のボールでオーケストラ
4階の最初にあるのが「光のボールでオーケストラ」
パステルカラーに光るボールがいっぱい。癒しを感じる空間でした。
こどもが「たまにボールから音が流れてくる」と言ってたけど、本当なのか?私にはよく聞こえず、分かりませんでした。ぜひ、実際に行って聞いてみてください。
世界とつながったお絵かき水族館
同じく4階にあった「お絵かき水族館」。
お絵かきフライトの時と同じように、絵に色を塗ってスキャンしてもらうと、壁に映ります。
こっちは飛行機のように操縦はできないので、勝手に泳ぐお魚を見ていることになります。
色塗りできるお魚にはいくつか種類があって、種類によって動きが違いました。
息子が選んだのはカジキだったのですが、カジキなだけあって泳ぐのが速い!追いかけるのが大変でした。
親も見ているだけではつまらないので、私も塗り絵に参戦!こういうの、結構好きです。笑
すべって育てる!フルーツ畑
一番最後、3階にあったのが「すべって育てる!フルーツ畑」。
ただの小さい子用の滑り台なんですが、滑る面にお花やフルーツの絵が映っていて、滑りながらそれに触る(当たる)と、花火みたいに光が沢山出るようになっていました。
見ているだけだと、正直あまり面白くはなかったですが、滑っている本人たち目線だと、自分の周りに沢山光が出てきて、綺麗で楽しかったようです。
お絵かきファクトリー
最後、出口の手前にありました。
小さな子向けのおもちゃが少し売っていたのと、お絵描き水族館で描いた絵のオリジナル缶バッジを500円で作れるサービスがありました。
まとめ
チームラボの展示には前々から興味があり、一度行ってみたいと思っていました。
幻想的な光の世界には感動ですし、優しい光に癒され充実した時間でした。
こどもたちにとっても、「光を使ってこんなことができるんだ」と体験できる貴重な機会になったと思います。
ただ、正直な感想をいうと、「値段の割に少し物足りない」感じはありました。
混んでいたので回るのに時間がかかって2時間くらい滞在しましたが、すんなり周れば1時間もかからない展示。現に、うちが入場できた頃(オープン1時間後)には我が家と同じような小学生の親子が、周り終わって出てきていました。
体験できる内容もかなり小さい子向けに思えるものが多かったので、大人や小学校高学年以上も、もう少し楽しめる展示になったら、また行きたいなぁと思います。
それでも素敵な展示だったことには変わりないので、興味があれば一度は足を運んでみる価値があると思います!
その際は、チケットは事前にネットで買っておくのがおすすめ。
混んでいる時にその場で買おうとすると、チケットの列に並んだ後に入場の列に並んで…、となって時間がかかってしまいます。
そして、運動会の代休日と重ならないように、ぜひお気をつけて。