【野球パンツ・破れ補修】少年野球の穴あきズボンの直し方

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ズボンはまだしっかりしてるしサイズアウトもしてない。
だけど膝だけボロボロ…!!

これってうちの子だけ?みんなどうしてるの??

少年野球のママなら、みんな一度は思ったことがあるはず。

我が家、長男が少年野球を始めて5年になりますが、年に3回以上は膝の補修をしています。

破れたら買い替えるのが一番楽だけど、そんなにお金持ちじゃないのよね。笑

ヒザパッド、破れた部分のみのジグザグ補強など、色々試してきましたが最近「コスパ良し・簡単・見た目良し」の丁度良いやり方を見つけたのでご紹介します。



用意するもの

  • あて布
  • まち針・針と糸
  • ミシン(手縫いでも可)

あて布

あて布には、古くなったユニフォームパンツを使います。

着古して捨てるパンツでも、太ももの前側やヒザ裏辺りなどまだ丈夫に残っている箇所があるので、捨てる前にそこだけ切って残しておきます。

既製品のヒザパッドを使っていたこともありますが、
コスパ的にもミシンでの縫いやすさでも、古いユニフォームの端切れが一番!という結論に辿り着きました。

もちろん、まだ小さいお子さんなど膝にパッドが入っていた方が安心な場合はヒザパッドも良いです。

ちなみに私はこれ↓を使っていました。

↓これも。

どちらも厚みが「分厚過ぎず丁度良い」と息子が3年生の時に言っていました。

実は最近膝パッドを自作することを思いついて…(2024.9.13更新)

↑↑コスパ◎、取付けにくい厚みもない、なのに思った以上に頑丈で、おすすめ。

まち針・針と糸

まち針や糸はお好みで。

ミシン(手縫いでも可)

私は手縫いよりミシン派なので、ミシン必須です。
が、今回紹介するやり方は、手縫いでも出来ます。

(※手縫いの場合は縫い目が荒いと砂がかなり入ってしまうので、手縫いでもキッチリ縫うことが必要)

手順

こちらのボロボロパンツを補修していきます!

もう二重になっている内布まで穴が開いてボロボロ…

穴が開いている箇所だけ補修してジグザグ縫いで…なんてことも試してみましたが、見ての通り、補強した個所は確かに破れにくいけど、そこに引っ張られて結局周りが破れてきます。

ジグザグ縫いの補強、結構大変だったのに…

① あて布を補修部分に合わせる

まず、端切れを膝の部分に当てて丁度良いサイズに切り、まち針で留めます。

この時、端は1回で良いので内側に折り返しておきます。
でないと頑張って縫っても端からほつれてきてしまうので、注意!

② 仮縫いする

次に仮縫いをします。
面倒に思えますが、これがかなーり重要!!

適当で大丈夫だけど、まち針を全てとっても崩れないくらいには縫っておく。

※最後に外しやすいように目立つ色の糸を使うことをお勧めします。

ここでまち針は外しておきます。

(ちなみに、手縫いの場合は仮縫いせずに、この段階でしっかり縫ってしまえば良いと思います。)

③ ミシンで縫う

ミシンで本縫いに入ります。

まずは、ズボンに対してあて布の上下辺に当たる部分から。

ズボンの裾の部分からミシンにはめて、真っ直ぐ縫えば良いので簡単です。


そして次が一番の山場!
あて布の両サイド部分を縫っていきます。

今度はズボンをミシンにはめて縫うことが出来ません。
だけど普通にミシンに置いたらズボンの裏表くっつけて縫ってしまうことになります。

少々無理やりだけど、↓こう縫うしかないんです。

引きで見ると↓こんな感じ。

ズボンの裾からちょっとずつひっくり返しながら、縫いたいところだけを縫う。

ここで、先程の仮縫いの意味が分かると思います。

ズボンを平らに置くことが出来ないので、仮縫いでしっかり留めておかないと、縫っている間にどうしてもズレてきてしまいます。

面倒くさくて仮縫いをしていなかった頃、私はここで何度も泣きそうになりました(笑)

必死に布を抑える手に幾度も針が刺さったり、
いつの間にか色々ズレて、とんでもない縫い方をしてしまっていたり…

失敗して縫った糸を外して…という過程の方が仮縫いの何倍もの時間がかかるし、精神的負担も半端じゃありません。

とにかく黙って仮縫いしておくことを、強くお勧めします(笑)



④ 完成

四辺全て縫い終えた状態。(ここまでだいたい30分)

仮縫いしていた糸を抜いて、完成です!

お疲れさまでした!

当てているのがただの布なので、しばらくするとまた破れてきます。

でも慣れてしまえば30分で終わることなので、母ちゃんはまた頑張ります(笑)

どんな補修の仕方でも、破れるものは破れます。

それなら、コスパも見た目も良く、簡単にできるこの方法が一番かな、と今のところは思っています。

そして!!

子供が上達するにつれ、破れる回数が減ってきます!!

スライディングするから膝が破れるのは仕方ないよね…と思っていた私ですが、スライディングは膝でするものではないらしい!どっちかというと、太もも?でするそうな。

息子はそれがなかなか出来なくていつも膝でスライディングしていたから、あっという間に膝がボロボロになったんだけど、最近スライディングが上手くなったみたいで、膝に穴が開きにくくなった模様★

嬉しい成長です♪
次は太ももが破れるのかな…?(笑)

また、今回補修したズボンは両膝ともに補修した跡がありますが、右膝は前回の補修以来全く破れていません。

きっと、右膝が破れていたのはヘッドスライディングやダイビングキャッチが下手くそだったから。


まだ低学年の頃、息子のヘッドスライディングは「土下座スライディング」と呼ばれていました(笑)理由は、胸から飛び込むのが怖くて、膝から地面についてしまっていたから。


最近見に行った試合では、華麗なダイビングキャッチを決めて試合の最後を締め、応援のお母さん達を沸かせたこともあるほど、息子のダイビングは成長しました。

ユニフォームの補修なんて正直、ぶっちゃけかなり面倒です。
が、こんな風に子どもの成長を感じられる作業でもあるなぁ、とこの記事を書いていて感じました。

これも少年野球ママの醍醐味だと思えば頑張れるかも!?一緒に頑張っていきましょう★






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