【カウンター下DIY】明日の準備が楽になる!子どもが喜ぶ本棚+ランドセル収納

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子どもが大きくなるにつれて子どもの「もの」ってどんどん増えていきませんか?
最初は空いていた本棚も次第にパンパンになり、通園バッグやランドセルの置き場が必要になり…

気づけば部屋はぐちゃぐちゃに…
なっていた我が家です。

パパ
パパ

子どものものなんだから、増えた分は子ども部屋に持って行かせれば?

Nico
Nico

パパわかってないなー
こどもって、リビングに置いてあるものしか使わないのよ。

そう、家にいる間のほとんどの時間をリビングで過ごす子ども達にとって、リビングにあるものが全て。

だから、こどもが良く使うもの、本など日常的に手に取ってほしいものは、何としてでもリビングに置いておきたい!

ということで、なかなか動いてくれなかった夫に、その重い腰を上げてもらって、カウンター下収納(本棚+ランドセル収納)をDIYしてもらいました!

今回は、ごちゃごちゃこどもグッズをスッキリ収納することに成功したカウンター下DIYをご紹介します!

設計図

やる気になったらとことんやる夫。
相棒のメジャーを片手に私の要望をヒアリング…

NicoNico
NicoNico
  • 「可動棚」希望
  • 出来るだけ本を沢山置きたい
  • 半分は本棚、もう半分はランドセル&小物収納のスペースに

そして、こんな設計図が出来上がりました。

字から滲み出るその性格…。笑

向かって左側がランドセルと小物収納スペース、向かって右側が本棚(4段)になる予定です。
(左側の棚は後から1段増やしました。)

  • カウンター下の空間 … 高さ 1,100mm
                横幅 1,730mm
                奥行 243mm
  • 作りたい棚のサイズ … 横幅 1,550mm
              (右側 800mm)
              (左側 750mm)

    ※高さと奥行は空間に合わせる

わけあってカウンターの幅より本棚の幅を小さくとっています。

用意するもの

  • 2×4材 (長さ1,042mm) … 4本
  • ラブリコ       … 4セット
  • 棚柱(可動棚のレール) … 4本
  • 棚受け        … 5セット
  • 棚板 
    (左側)18×180×750  ×2枚
    (右側)18×180×800  ×3枚
    (一番下)18×180×1550 ×1枚
  • ランドセル用のフック  … 2個
  • 発泡スチロールブロック … 4個

一番下の段の長い棚板は、棚柱には取り付けず、発泡スチロールブロックの上に直接置いて設置します。
(図鑑など大きくて重い本をそこに収納する予定なので、耐荷重を考慮して。)
なので、棚受けは、短い棚板5枚分の5セットです。


ちなみに、ランドセル用のフックと発泡スチロールブロック以外は全て楽天で揃えました。
この記事の最後で、使った材料のご紹介もしているので参考にしてみてください。

作り方

1. 2×4材を設置する

まず、棚の柱になる2×4材から設置します。

今回は2×4材の発注時に長さも指定してカットしてもらっているのでカットの必要はなし
白く塗装加工もされているので、加工の必要もないのですが、若干表面のザラザラが気になったので、やすりを掛けました。

2×4材への加工が済んだら、ラブリコを使ってカウンター下に設置していきます。

ラブリコやディアウォールを使ってDIYする場合は、それぞれの商品に合わせて木材の長さをカットしてください★
設置したい部分の長さピッタリにカットしてしまうと、アジャスターを装着した分長くなってしまうので、収まらなくなってしまいます。

今回使ったのは「2×4アジャスター ライト ラブリコ」なので取り付ける高さより60mm短くカットしています。

2. 棚柱(ガチャ柱)の取り付け

可動棚のことを、最近はガチャ棚と呼ぶようです。知らなかった。
その要となるのが、棚柱(ガチャ柱)

先程設置した2×4材の柱に、これを取り付けていきます

柱の中心を測って、取り付けたい高さに目印。
4本の棚柱(最低でも対になる2本の棚柱)の高さがあってないと、後で棚板を取り付けた時に棚がガタガタになってしまうのでここは慎重に…。

取り付けは、棚柱を買うとビスもセットでついてくるのでそれを使いました。

2×4材は少し硬いので、先に電動ドリルで細い下穴をあけてから、ビスをはめていきます
最初から直接ビスを打ち込むこともできますが、下穴をあけておいた方が、ビスを打ち込む際のズレが少なくて済みます。

3. 棚板に棚受け金具を付ける

棚板は、今回こちらを購入。

カット・加工済みで送ってもらえるので、自分で加工する必要はありません。
なので、そのまま棚受け金具を取り付けます。

この金具にもビスが付属しているので、取り付けにはそのビスを使いました。

ただこちらの棚板は、加工処理されているのもあって結構硬いので、ドリルで下穴を開けるのが必須

棚受け金具(ブラケット)の取り付け方
  • step1
    適当な高さにブラケットを取り付け、棚板を仮置きする
    この時、板が取り付けたい位置にくるようにしっかり調整します。

    棚板を平らな場所に置いて、取り付け位置を測って決めることもできますが、それだと棚柱と微妙にズレてしまう可能性もあります。(慣れている人ならそうするのでしょうが…)
    素人で不慣れ&絶対ズレないように付けたいので、実際に取り付け場所に板を置いて、ブラケットの取り付け位置を決めます。

  • step2
    ビスうちの目印を付ける

    棚板がズレないように、ビスをうつ場所に下からそっと印を付ける

  • step3
    棚板に下穴をあける

    棚板を平らな場所に裏返しで置き、印を打った場所にドリルで下穴をあける

  • step4
    棚板を取り付ける

    棚柱に仮置きしていたブラケットを外して、棚板に取り付ける

4. フック&最下段 設置

かばん掛け用のフックを2つ、左2本の柱に取りつけます。

そして最後に、適当な位置に一番下の棚板用のブロックを配置して、1枚だけ長かった棚板を乗せたら…



完成です!!

完成

そして収納予定のものを並べていくと…

こんな感じになりました!

本棚にはブックエンドが必須です。


でも意外と、2×4材の柱や棚柱に本が引っかかってくれるし、

左右の棚板を段違いに取り付ければ、隣の棚板がブックエンド代わりにもなります。

DIY本棚+ランドセル収納のメリット

本の大きさによって自由に高さを変えられるので、以前より沢山本が収納できるように。

高さが変えられない棚だと、小さい本の上にできる空間がどうしてもデッドスペースになってしまうんですよね。

・こどもに合わせた収納スペースで、毎日の片付け&お仕度がスムーズに。
ランドセル収納スペース側には、100均の収納ボックスを置いて子ども達の小物や、毎日使うナフキン・ハンカチなどを収納しています。

ランドセルのそばにナフキン収納があると、毎日取り換えるのもストレスフリー♪
何日も同じナフキンをランドセルに入れっぱなしだった息子が、毎日ちゃんと変えてくれるようになりました。

あと、以前はランドセルの肩ひもを掛けるタイプの収納にしていたんですが、ランドセルのまん中の金具をフックに掛ける仕様に変更しました。小さい金具なので使いにくいかな…と思っていたのですが、

肩ひもを片方ずつ持って掛けるより、ランドセルの箱の部分を両手で持ってガチャッと掛ける方が、力のない子供には楽だったよう。帰ってきてすぐ、ランドセルをここに掛けてくれるようになりました

小2娘
小2娘

かばん掛けるとこ使いやすくなったー!
パパとママありがと!!!

小5息子
小5息子

本いっぱい入るようになった!!!
また新しいの買えるね★

と、子ども達も喜んでくれて、本棚DIY大成功!

こだわりのピッタリ収納が叶うDIY

可動棚を作るのは、意外と神経を使うものですね…
夫が、こういうところはかなりこだわる性格なので余計にそう感じただけかもしれませんが。笑

取り外しが出来るだけに、各パーツの取り付け位置がズレていると後から困ったことになりそうなので、こだわって作ってくれた夫には感謝です。

そして何より、空間にぴったりの収納が出来たことの気持ち良さ!がDIYの良いところ。

以前使っていたボックスは奥行きがカウンターと合っていなくて、3㎝くらいずっと飛び出していたんです。「これくらいなら…」と思って用意した収納だったけど、その3㎝が、意外と気になるんですよね。

カウンターとピッタリの出幅になっただけで、棚の前の通路がすごく広くなったように感じます。

なかなか自分の希望に合う既製品が見つからない時ありますよね。
そんな時のDIY本棚、どうぞお試しあれ★

今回使用した材料&総費用

材料

今回の材料は、鞄用のフックと発泡スチロールブロック以外は全て楽天で購入しています。
フックは近くのホームセンター、発泡スチロールブロックはセリアで、それぞれ入手しました。

柱(2×4材)

柱に使用したのは、岡元木材さんの塗装済み2×4材。
塗装済みなので、自分で塗装する必要なし。
表面は粗目の仕上がりになっているので、気になる場合はやすりを掛ける必要あり。
希望の長さにカットしてくれます。

今回紹介しているのは1200㎜からカットしてくれる2×4材ですが、岡元木材さんには2×4材以外のツーバイ材もありますし、最長3650㎜の商品まであります。

ラブリコ

今回使用したのはラブリコのばねタイプの商品「2×4アジャスター ライト ラブリコ」。
ラブリコと言ったら調節ねじ式のものが思い浮かびますが、こちらは少しディアウォールにも似ています。
見た目がシンプルで悪目立ちしないのが◎

棚柱(ガチャ柱)

商品名は「ロイヤル ASF-1 チャンネルサポート」
レール取り付け用のビスが、ビス穴数分サービスとなっていて、ビスの長さが30㎜か40㎜のどちらかを選ぶことが出来ます。
次にご紹介する「木棚板用ブラケット左右セット(ウッドブラケット)A-32、A-33」とセットで使用することになります。

棚受け金具(ブラケット)

「ロイヤル 木棚板用ブラケット左右セット(ウッドブラケット)A-32、A-33」
左右で1セット。こちらも、取り付け用のビスが付属しています。
ひとつ前にご紹介した「ロイヤル ASF-1 チャンネルサポート」とセットで使用する商品です。

棚板

DIY木材センターの化粧板です。
厚さ15~29㎜、奥行き100~900㎜、長さ100~1800㎜まで、希望のサイズにオーダーできます。
端の処理も、標準で正面1面テープ処理、希望すれば4面までテープ処理してもらえます。

費用

そして今回掛かった費用は…

2×4材 × 4本4,220円
ラブリコ × 4set4,560円
棚柱 × 4本3,136円
棚受け × 5set6,845円
棚板 × 6枚20,930円
鞄用フック × 2個434円
発泡スチロールブロック × 4個440円
総額40,565円

総額なんと、40,565円。高っ!!
本当はこの半額くらいで作りたかった。。。
でも業者に発注するよりは安いし、満足できるものが出来たし、良しとします!

子ども達がランドセルを掛けない日が来ても、可動棚なので色んな用途に使えそうです。
長く大切に使っていこうと思います✽

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