こんにちは。Nicoです。
今日は、前回の投稿の続きです。
仕事が忙しくなかなか家にいない旦那様を持つNicoは、ワンオペ育児で2人の子どもを育ててきました。
前回の投稿でシェアさせていただいたように、ワンオペ育児は何をするにも大変。
子どもの命を預かるという大きな責任を一身に背負って、得体の知れない孤独と闘いながら、精神的にも体力的にも限界まで頑張っています。
そんな、辛くて孤独なイメージのワンオペ育児にも、ワンオペだからこそ”良かったな”と思える部分があります!
辛くても「子供の命」という大きな責任を背負って頑張っている”今”は、必ず、自分自身のためにもなっています。
ワンオペだからって辛いことばかりではないよ!と伝えたくてこの記事を書いています。
今回は、経験したからこそわかる「ワンオペだから良かったことTop3」をシェアさせていただきます!
今、ワンオペで必死に足掻いているママさんパパさんにぜひ読んでいただきたい内容になっています。
その前に、前回の投稿まだ読んでないよ!って方は、こちら↓から是非読んでみてください★
ワンオペだからこそ良かったこと
No.3 積極的に外に出ていくようになり、コミュニケーション力もアップ
ワンオペ育児では、頼れる人が傍にいない状況なので、必然的に外に出て、家族以外の人と関わる機会が多くなります。
両親もパートナーも頼れず、常に「子どもと自分だけ」で過ごすワンオペ育児。
常に二人きりだと、”子どもが泣き止まないイライラ”や”どうして泣いているかわからない不安”など、朝から晩まで様々なイライラと不安が尽きません。
そこで頼れるのが、地域の育児サークルや保育施設の「あそぼう会」など、育児の手助けになるサークルや施設。
家の中にばかりいては息が詰まるし、外に出た方が子どもの機嫌が良くなることも多いので、私もこういった施設を出来るだけ利用したり、散歩や公園にも、毎日のように出かけました。
そうやって、行く先々で沢山のママと知り合い育児の情報交換をしたり、スタッフさんに悩み相談をすることができます。
スーパーまでお散歩して休憩している間でさえ、同じように休憩しているおじいちゃんおばあちゃんと
お喋りができます。
私は22歳で最初の子を産んでいるので、周りは年上のお母さんばかりだし「なんか怖い」「上手く関われなさそう」と、本当はこういった場所は敬遠していました。
でも、ワンオペ育児だったからこそ、外に出て家族以外の人を頼ることができた。
外に出て人と関わることは、
・情報交換
・ストレス発散
・友達作り(親も子も)
などメリットいっぱいです★
ゲームが好きでインドアな私が、ワンオペのおかげで、積極的に外に出て幅広い年齢の方々とコミュニケーションがとれるようになり、10歳以上年が離れたママ達とも、上手く交流できるようになりました。
No.2 ご近所さんやママ友とより親しくなれる
同じような境遇のママさん達とは、協力し合うことでより親しくなれます。
休日もほぼワンオペだった私の、毎週のように悩みの種だったのが、週末の過ごし方。
週末は育児サークルや保育施設の催しもやっていません。
そして我が家の場合、旦那の仕事が休みな週末は、家では旦那が資格試験の勉強をしていて、かなり気を遣わなければならないので、週末は家に居づらくて。。。
当時の家は、エアコンが付いている部屋がリビングと寝室だけ。勉強中の旦那も遊びたい子ども達も同じリビングで過ごすことになるので、とてもじゃないけど一緒に過ごす気にはなれませんでした。(まだ5歳以下の兄妹たち、居るだけでうるさいんです。笑)
そんな中、いつも遊びに行く場所で出会ったママさんの中に、同じように週末もワンオペで頑張っているママが数人。毎週のようにその親子と遊んでいました。近所の公園で出会った人たちなので、お家もご近所でそちらのお家に遊びに行かせていただくこともしばしば。
公園で遊んだりお家で遊んだり、毎週会っていて一緒に過ごす時間も長いので親も子もどんどん仲良くなれます。
そうやって助け合ったママ達とは、それから10年ほど経った今でも、親子ともに仲良し。お互い引っ越したりで家が遠くなっていますが、未だにに年に数回は集まっています。
これは間違いなく、”ワンオペだったからこそ深まった絆”であり、これから先もずっと大切にしていきたいと思える関係を築くことができました。
No.1 自分に自信が持てるようになった
ワンオペだと子どものことから家のことまで、全て一人でこなさなきゃいけないので、全てのことにおいて自分のスキルが上がります。
2人以上子どもがいると、特にスピードを求められるので、おむつ替えもお着替えも、何でも早くできるようになります。
(モタモタしてると愚図られるし、その間に片方どっか行っちゃうから。笑)
子どものお世話を鬼速でやる私を見て、旦那に「すごっ」「敵わんわぁ」と言ってもらえることも良くあり、たまに遊びに来る義両親にも一目置いてもらえるようになりました。
こういったスキルは、一生懸命一人で子どものお世話をこなしているうちに自然と身についていくので、自分では普通のことと思っていても、育児にあまり携わってない人から見ると「すごい」と言ってもらえるような状態になっているのです。
これってすごいことですよね!
ちなみに…
子どもが生まれるまでの私は、妊娠期間中、自分の存在価値を見出せなくなっていました。
旦那は毎晩遅くまで仕事で頑張って稼いできてくれるのに、私は「ただお腹に子どもがいるだけで何も出来ていない」。それどころか、家にいるだけなのにご飯は食べなきゃいけないし、暑い寒いでエアコン使ったり、電気も使うから、「息してるだけでお金がかかる」そして「生産性ゼロ」。そんな自分に嫌気がさすような気持ちでした。
(当時の旦那や周りの人は、「お腹で赤ちゃんを育ててくれているんだからそれだけで十分なんだよ」と良く言ってくれていましたが、自分では納得できないでいたんですよね。今、同じ状況の妊婦さんに出会ったら、間違いなく私も旦那と同じことを言いますが。)
ワンオペ育児をこなす中で沢山のスキルを身に着けた私は、
今では「家事・育児」のことでなら旦那にも胸を張れます。
子どもが生まれて、「旦那は仕事」「妻は家事・育児」の役割分担になって、、、
自分にしかできない「家事・育児」の中に「自分の存在価値」を見出すことが出来ました。
この自分に自信を持つ(=自己肯定感)というのは、誰が何と言おうと自分が自分を認めてあげられなければ持てるものではないと、私は考えています。
そのためには、精一杯努力できる何かが必要で、「ワンオペ育児」はまさにそれだと思います。
まとめ
いかがでしたか?
ワンオペ育児って、実は”悪いこと” ”辛いこと”ばかりじゃないんです。
家族に頼れないからこそ、外に目を向けて人とのつながりを大切にすることが出来ます。
案外、そうした方が世界も広がるし楽しいことも見つかるかもしれません。
上に挙げた他にも、何でも一人でやらなきゃいけないため、自ずとできるようになることが沢山あります。
例えば…
★運転
ペーパードライバーで何年も運転しようとしなかった私が、今では日々子どもの習い事のために車で走り回っているのも、ワンオペだったからこそ。(最初の頃、買い物は歩いて行っていました。それも良い思い出ですが、子どもが増えるとそうもいかなくなって、運転出来るようになりました。)
★庭管理
小さなことで言えば庭のお手入れだってそう。新築を建てる時、漠然と庭のお手入れは旦那がやってくれると思っていたのですが、当然のように私がやることに。今では芝生や庭木のお手入れには結構詳しくなり、毎年綺麗な芝生の庭を保てています。
もうお家のことや子どものことでは、私に頭が上がらない旦那様。
そして私も同じように、経済面では旦那に頭が上がりません。
こうやって、お互いがお互いを尊敬し、感謝し合えることで夫婦関係を良好に保つことにも繋がっています。
ワンオペ育児には辛い時や大変な時が多いのは事実ですが、こうやって良いところにも目を向けてみると、ワンオペ育児も悪くない、と思えます。
今「ワンオペ辛い」と思いながらも頑張っているママさんパパさんたち、
みーーーーーんな、毎日凄いことをしてるんです。
ぜひ、自信を持ってください。
今日も子どもが元気に生きているのは、
いつも頑張っているあなたのおかげです。
自分を、誇りに思ってください。
「ワンオペだからこそ良かった」と思えることに少しでも目を向けながら、今日も頑張っていきましょう。
次回は、ワンオペ育児はこうやって乗り切る(Coming soon✧︎*。)