この記事では、前回の自己採点レポに引き続き…
小5兄(初受検)、小2妹(2回目受検)が臨んだ2023秋全国統一小学生テストの結果をレポートしていきます。
前回の記事: 【全国統一小学生テスト】2023秋・小5&小2自己採点レポ
だいたい自己採点通りの結果だったので、今回はさらっと行きます。
点数に一喜一憂するよりも、
しっかり振り返り出来なかったことを出来るようにしていくことが大切
という我が家なので、ゆるレポになりますが、
兄妹の結果報告にお付き合いいただければ幸いです。
記事の中で、兄妹が取り組んでいるおすすめ教材もご紹介していきます♪
【初受検】小5兄の結果レポ
総合的にはほぼ平均でした。
自己採点の結果で、もしかしたら点数は半分もないかも…と思っていたので、母としては意外にも高得点。
理科だけはなかなかの点数を取れていましたが、国語と社会がとにかくボロボロ…!笑
算数
得点 : 6~7割
偏差値 : 50~55
気になったのは…
・大問1、2
簡単な計算問題(2問不正解)
ここは小学校の勉強で解ける問題ですが、焦って計算ミス。
・大問3
思考力を問われる問題(4問中3つ不正解)
見慣れない問題に出会って思考がストップしてしまった感じ。
「倍」の関係の問題で、「AはBの0.5倍、BはCの0.5倍」というような、「倍」なのに減っているという言葉のトリックにやられる。
数年後のある日の曜日を規則的に導き出す問題に困惑。
どれも家でゆっくりやれば解ける問題なのに間違えてしまっているのが惜しい。
早く正確に計算することや、初めての問題に出会った時に思考をストップさせないために、普段から自力で考える癖をつけておくことがいかに大切か、ですね。
・大問4~7
難易度がグッと上がるので解けない問題も多いですが、大問5の「規則を見つけてマスに入る数をもとめる」問題はパーフェクトでした。
*ちなみに息子は、算数は「RISU算数」で勉強しています。
大問5のような問題はRISUにも出てくるようなので、ここで役に立ったかな。
塾なしで、このテストで平均点以上が取れるのも、このタブレット学習のおかげだと思ってます。
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これが面白いので、これからもコツコツ取り組んでいきたいと思います。
本人曰く、他の大問でも図形問題があったのだけど、解けたのはコレをやってたおかげだと。
この本は、解き方の解説がしっかりあるので、解説を読んで自分で理解できるようになるだけでも、図形問題を解く力はアップしそうです。なにより理解力が上がればこれからの学力向上にもかなり役に立つはず。
国語
得点 4~5割
偏差値 45~50
とにかく語彙力がない!笑
大問1~4は全て語彙力の問題なのですが、なんと、正解が半分以下。
前回の記事にも書きましたが、これは意外でした。
長男は読書好きで活字の本も沢山読めているので、漢字や言葉は良く知っている方だと思っていたのです。
が、この結果を受けて分かったのが、難しい表現や漢字などは、「なんとなく」「だいたい」で読んでいることが多いということ。
いちいち止まらずに推測で読んで読んでいける力も大事ですが、分からないことはきちんと「調べてみる」or「聞いてみる」ことも大事だと伝えました。
ちゃんと言葉の意味を理解したら、読み間違えに気付くこともあるかも。
理科
得点 8~9割
偏差値 60~65
普段得意と言っているだけのことはあるな、という結果。
電気の問題が難しかった様子。
回路の問題でしたが、全然書き込みがない長男。
もうちょっと、「読み取ったこと」「自分で考えたこと」などを書き込んで諦めずに考えてみるのが大事かな。算数と一緒で、自分の手を動かして考えることで理解が深まり、答えが見えてくる問題もあるかも。
社会
得点 5~6割
偏差値 45~50
割と正答率の高い問題までボロボロ落としているな…と思ったら、
よく見ると表やグラフから正答を導き出せる問題が多い。
息子は問題を見て「え?こんなこと習ってないし知らない!」と言って考えることをあきらめたか。
社会って確かテスト時間割の最後だったような…疲れて思考力落ちてたかもな~。
表やグラフから読み取ると言っても文章量や情報量も多いので、慣れてないと時間に追われて上手くできないかな、と思いました。
問題内容としては、「さんまの水揚げ量」「自動車産業」についてなどで、社会って出題範囲が幅広いから、普段から身近なニュースとか色々なことに興味持ってるのと持ってないとでも知識量は全然違ってくる。
少しでも知ってることが多ければ問題について考えるとっかかりにもなるし、普段からアンテナを広く張れるといいかな。
小2妹の結果レポ
前回のテストがなかなか高得点だったので、本人は少しがっかりした様子。
でもこれが実際の実力かな。
算数
得点 6~7割
偏差値 50~55
後半の難問は仕方ないとして、前半の基礎の問題(大問1・2)で計算ミスやうっかりミスが目立ちました。
逆に正答率25%くらいの問題なら解けているので、ここが出来れば8割いけるのでね、焦らず注意して解けるといいんだけど。
気になったのが、問題用紙がほぼ白紙なこと!
筆算やらメモやら、手を動かして解いた形跡がないんです。
本人曰く、「書いてると遅くなっちゃうから」らしい。
確かにまだ書くのが遅いのでそれも一理あるのですが…
やっぱり手を動かして解いた方がケアレスミスも防げるし、思考も深まる。
筆算やメモを書き込みながら解くことに慣れれば、自然と書くスピードも上がるはずなので、これからは手を動かしながら解く練習が必要だと感じました。
国語
得点 7~8割
偏差値 55~60
後半の大問4・5、物語文の読解はほぼパーフェクトで良くできていました。
こちらも問題は語彙!
大問2の「間違ったものを選ぶ」は合っているものを探して全滅。
大問3の漢字・熟語作りが、驚くほどできない。笑
「外見」を「けんがく」、「頭上」を「ずのう」と答えているんだけど…
早とちりが過ぎやしないかい?
もはやかわいく見えてきて笑える。
大問2も3も、早とちりが原因なので、
落ち着くことが課題です。
そして!
算数の勉強だと思って取り組んでいたこのドリルが、今回は国語で役に立ちました。
推理推測の問題が最後の問題に出たのですが、このドリルをやっていたおかげでサラッと解けたそう。
じっくり考えれば解ける問題ではあるものの、文章量が多く、最後に来たら、慣れていない場合は焦って間違えそうな問題だったので、ファインプレーでした。
今はこのシリーズの、次のレベルに取り組んでいます。
結構難易度が上がるようで難しく、且つ親と一緒に解くのをやめたので、進みは遅いですが地道に楽しく取り組めています。情報を整理する力がつくドリルです。
まとめ
今回のテストを振り返って気が付いたことは、
兄妹で多少の違いはあるものの…
・算数では焦ってケアレスミスが目立つ
・語彙力が足りない
・焦ってはやとちり
・難しい問題に最後まで向き合えない
これを受けて、それでももっと高得点を取りたいという子ども達と、そのためにはこれからどんなことが必要かを考えました!
親がやってあげられること
上にまとめたのは、基本こどもがやる気になって自主的に取り組むことですが、日常的に親としてやってあげられることはないかな、と考えました。
先生でも教育者でもないただの主婦な私が思いつく、親として子どもの学力アップのためにやってあげられることは…
・算数遊び
・親子の会話を楽しむ
これしかないと思いました!
算数遊び
我が家はみんな算数が好きなので、暇な時間に算数の問題を解いて親子で遊んだりします。
旦那がネットで面白い問題を探してきたり、ドリルの問題を一緒に解いてみたり。
こういった時間は、子ども達もお勉強の時間とは捉えていなさそう。ここに「絵で解く算数」をもってこようかなと思っています。
この間、美容院にあった本でチラッと読んだのですが、算数は問題を絵にすることで理解出来て、解けるようになるらしい。これにはかなり賛成で、難しい問題ほど図や絵で整理することが大切だと思う。
我が子達、なかなか書けないんですよね。だから、ここを鍛えればもっと算数が楽しくなるんじゃないかと思い、ワクワクしています。手を動かして解く練習にももってこい★
親子の会話を楽しむ
日常会話で鍛えられる語彙力って、あると思います。
数年前、息子とプロ野球の話をしていた時に、「〇〇選手って、チームの”オオグロバシラ”みたいなもんじゃん!」と息子が言いました。
私は当然、「え?オオグロ…柱…????」となった後、
「あぁ!大黒柱ねー!!!」
と気が付くわけですが、
この会話、息子にとっては大きな意味があったと思います。
ひとりで読書をしている時にでも覚えたのでしょう”オオグロバシラ”。
この会話の中で正しい読み方に気が付くことが出来ました。
またテレビを観ている時や車に乗っている時など、「あれ何て読むの?」「これはどういう意味?」という会話をするだけでも子どもの語彙力って増えていきますよね。
ニュース見ながら世の中の話をするだけで、興味のアンテナも広がりそう★
移動中もそれぞれにスマホやタブレットを眺めているだけでなく、親子の会話を楽しむことを意識していこうと思います。
おすすめ教材
記事中にご紹介したおすすめの教材をまとめておきます。
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